【ニュース】 三菱地所など、「泉パークタウン朝日」で「リアル」と「デジタル」が融合した居住者専用サービスの提供を開始、住民主導組織による「朝日センターハウス」が竣工 宮城県仙台市

2023.04.26
三菱地所株式会社(東京都千代田区、中島篤社長)・パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社(大阪府門真市、佐藤基嗣社長)・パナソニックホームズ株式会社(大阪府豊中市、井上二郎社長)・関電不動産開発株式会社(大阪市北区、藤野研一社長)の4社は、「泉パークタウン朝日(あさひ)」(新規開発街区、仙台市泉区)で、「リアル」と「デジタル」が融合した、居住者専用サービスの提供を開始した。

2022年に造成工事が竣工した同タウンでは、国土交通省スマートシティモデル事業での重点事業化促進プロジェクトの一環として、官民一体となったスマートシティ実現体制の下でプロジェクトを進めており、従来のまちづくり理念を踏襲した上で、暮らしの中で息づくアイデアとテクノロジーにより、全国の郊外居住地域が抱えるタウンマネジメントの持続性などの社会課題を解決するモデルを提案することを目指している。

その課題解決の取組の一つとして、同街区では、持続的なタウンマネジメントの実現を目指し、住民主導による組織「一般社団法人 朝日一丁目・二丁目タウンマネジメント」を組成、今回、地域コミュニティ拠点として、同法人が運営管理する「朝日センターハウス」が竣工した。

同組織は、居住者から集めた会費を原資に、各種専用サービスの提供や同法人の運営を行い、持続的なタウンマネジメントを実現する仕組み。

今回竣工した同ハウスでは、居住者の共用施設として、コンシェルジュサービスなど「リアル」なサービスを受けられる他、多目的スペースのイベントでの利用や個室の予約利用、ミニコンビニでの買物など、居住者の多様なライフスタイルに対応。
また、電気や水、通信といったインフラが止まった際の補完など、防災性能も高めており、災害時にはまちの災害活動・情報発信拠点としても機能するとしている。

一方「デジタル」では、まちの情報や便利なサービスをワンストップで利用できるタッチポイントとして、居住者専用のアプリサービス「くらしのポータルサービス」の提供を開始。
同サービスでは、スマートフォンを通じ様々なサービスを受けられる他、同法人の総会などのタウンマネジメントをデジタル化することで効率化を図り、住民参加型のまちづくりをサポートするという。

「朝日センターハウス」の所在地は仙台市泉区朝日1丁目26-4。