【ニュース】 野村不動産、建物全体で約80㎥の国産木材を使用した新築分譲マンション「プラウド参宮橋」を建築 東京都渋谷区
2023.04.18
野村不動産株式会社(東京都新宿区、松尾大作社長)は、建物全体で約80㎥の国産木材を使用した新築分譲マンション「プラウド参宮橋」(東京都渋谷区)を建築する。
同物件の国産木材使用量は、CLT・鉄骨ハイブリッド構造の採用により、同社の分譲マンションとしては過去最大になるという。
構造に木材を使用することでCO₂固定化に寄与するほか、全住戸がZEH-Oriented相当の性能を満たし、低炭素建築物の認定を取得するなど、CO₂削減にも寄与しており、環境性能の高い住宅だとしている。
同物件では、構造CLT・天井・壁面ルーバー等に国産木材を使用、建物全体で約80㎥の国産木材を使用する。
4階・R階はRCコアウォール+CLT・鉄骨ハイブリッド構造、地下2階~3階はRCコアウォール+TWFS構造(厚肉床壁構造)とし、木と鉄、鉄筋コンクリートを適材適所で使用することで、居住環境の確保と木材使用量確保を両立しているという。
なお、同規模のRC構造のマンションと比較した場合、国産木材の使用により、建築時のCO₂削減量は約96トン・CO₂固定量は約73トンと試算、環境負荷低減に寄与するとしている。
「プラウド参宮橋」の所在地は東京都渋谷区代々木4丁目13番1(地番)、交通は小田急小田原線「参宮橋」駅より徒歩3分。
敷地面積は834.37㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート(一部鉄骨造)・地上4階地下2階建て。
総戸数は19戸(広告募集対象外住戸6戸含む)、
間取りは2LDK・3LDK、専有面積は58.13㎡~105.22㎡、一部住戸にはトランクルーム(面積0.55㎡~0.72㎡)を含む、全戸に別途サイクルトランクルーム(面積3.11㎡~4.85㎡)あり。
建物竣工時期は2024年5月上旬(予定)。