【ニュース】 東急と秋田県、地域社会の活性化などを目的とした包括連携協定を締結、観光振興など様々な分野で連携・協力 秋田県秋田市

2023.04.14
東急株式会社(東京都渋谷区、髙橋和夫社長)と秋田県(佐竹敬久知事)は2023年4月13日、地域社会の活性化などを目的とした包括連携協定を締結した。

同社はこれまで、忠犬ハチ公の縁を通じ、ハチ公のふるさとである同県大館市との交流を重ね、2020年には「青ガエル」の愛称で親しまれた元東急5000系車両を同市に譲渡。
また、渋谷スクランブルスクエア内に常設されている忠犬ハチ公デザインの渋谷土産を取り揃えるショップでは、秋田の情報を発信するなど、「渋谷」と「秋田」はお互いの地域を盛り上げる交流を活発に行っているという。

両者は今回、様々な分野での連携や協力を視野に入れ、同協定の締結に至ったとしている。

同協定締結後、両者が検討する事項は、東急電鉄所属車両内や渋谷駅の催事スペースでの観光プロモーション施策、同社が運営する空港(仙台空港)等と連携した同県への外国人観光客の誘客に向けた取り組み施策、同県の地方鉄道(秋田内陸縦貫鉄道・由利高原鉄道)と同社グループの地方鉄道(伊豆急行・上田電鉄)との相互交流・情報発信施策、東急ストアでの同県産食品の販売展開、東急グルメフロント運営のそば店「しぶそば」での同県産食品メニューの展開、同社の全国シェアオフィスサービス(NewWork)を活用した同県でのリモートワークやワーケーション促進に向けた取り組み、同社の全国回遊型宿泊サービス(Tsugi Tsugi)を活用した関係人口創出・拡大に向けた取り組み、同県内での再生可能エネルギー事業推進への協力、県内活用に向けた提案・助言など。