【ニュース】 西鉄グループとスピナ、北九州市八幡東区平野地区で複合開発を実施、皿倉山の景観をバックにした商業エリアと住宅エリアで構成 福岡県北九州市
2023.02.17
西鉄グループは、北九州市八幡東区平野地区で商業と住宅との複合開発を実施する。
同複合開発では、不動産賃貸事業やビルサービス事業、緑化環境事業、堅パン・羊羹製造業などを展開する株式会社スピナ(北九州市八幡東区、野嵜武秀社長)が主体となり、商業と住宅との複合開発を推進。
住宅エリアの建築・販売は西日本鉄道株式会社住宅事業本部が行う。
同開発地区は、JR鹿児島本線「八幡」駅から南に約1kmに位置し、幹線道路に面した立地。
周辺は閑静な住宅街で、教育施設や公共機関もあることから、地域の人々や学生が日常的に足を運べる立地だとしている。
商業エリアは、日本新三大夜景として知られる皿倉山の麓に位置するロケーションとなっていることから「(仮称)皿倉テラス」と称し、「日々の生活の中で『楽しさ』『美味しさ』『くつろぎ』に出逢える場所」をコンセプトに、皿倉山の景観をバックにした、開放的でくつろげる空間づくりを目指す。
随所に緑を配置するほか、一部の屋外照明に太陽光発電設備を活用するなど、環境にも配慮する。
テナントについては飲食店の他、ファッション関連の誘致を予定しているという。
一方、住宅エリアについては、72区画の開発を予定している。
複合開発の所在地は北九州市八幡東区平野3丁目270-9他。
開発面積は1万653坪(商業賃貸5,658坪、戸建分譲4,995坪)。
今後のスケジュール(予定)は、2023年度上期が造成着工、
2024年度上期が商業部分オープン、2024年度下期が戸建販売開始。
投資額は25億円。