【ニュース】 東急不動産と東急リゾーツ&ステイ、「ホテルニセコアルペン」をホテルコンドミニアムへ建て替え、2026年冬に開業予定 北海道倶知安町
2023.01.30
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)と東急リゾーツ&ステイ株式会社(東京都渋谷区、粟辻稔泰社長)は、「Value up NISEKO 2030」プロジェクト第2弾の取り組みとして、「ホテルニセコアルペン」(北海道倶知安町)をホテルコンドミニアムへ建て替える。
同プロジェクトは、2030年に向け、世界に通用する「NISEKO」ブランドを目指し、行政・地元企業・地域の人々と連携し、課題解決やエリアの活性化を企図したまちづくりプロジェクト。
スマートリゾート推進のほか、スキー場の索道更新といったハード面整備に加え、オールシーズン化に向けた施策などソフト面の取り組みも実施する。
第1弾では、ニセコで最も輸送実績のあるリフトの架け替えを決定しているという。
「ホテルニセコアルペン」はスキー場の中核ホテルとして1986年に開業。
近年は一部客室の改修や設備更新等を都度実施しており、今後のエリア価値向上に向け、施設の大規模改修含め検討していたが、各種調査や施設の老朽化状況等を踏まえた結果、今回、建替える方針とした。
建替後の施設は100室以上規模のホテルコンドミニアムを想定しており、2026年冬の開業を目指し、計画を推進するとしている。
同ホテルの所在地は、ニセコ東急 グラン・ヒラフスキー場にスキーイン・アウトが可能な場所。
2024年冬に架け替え予定の新ゴンドラが目前にある。
新築予定のホテルコンドミニアムでは、このロケーションを最大限に活かし、より快適で環境に配慮した上質な滞在空間を目指す。
また、倶知安町が予定しているひらふスキー場第1駐車場整備事業を含めたリゾートコアとしての位置付けを担う宿泊施設として、賑わいを形成する取り組みを施設計画にも反映させていきたいとしている。
施設名称や概要、販売開始時期等については詳細が決まり発表する予定。
なお、既存建物解体のため、現在の同ホテルは 2023年3月31日で営業を終了する。