【ニュース】 東武鉄道など、特急「リバティりょうもう」を活用し両毛地域特産品を輸送する実証実験を1月21日に実施、新鮮野菜などを北千住駅で販売 群馬県みどり市

2023.01.18
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、根津嘉澄社長)は、両毛7市(栃木県足利市・佐野市、群馬県館林市・太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市)で構成する両毛地域・東武鉄道観光誘客連絡会議と連携し、特急「リバティりょうもう」を活用した両毛地域特産品を輸送する実証実験を2023年1月21日に実施する。

同社はこれまで、鉄道ネットワークを活用した地域の活性化や新たな輸送サービスの検討のため、特急「スペーシア」や「リバティ」を活用した栃木県や福島県の特産品の輸送実験、東上線沿線の野菜を販売する「TABETEレスキュー直売所」等を実施してきた。
今回は、新鮮野菜をはじめとした農産物を「赤城」駅(群馬県みどり市)発の特急「リバティりょうもう」で北関東の玄関口となる「北千住」駅(東京都足立区)まで輸送し、販売する。

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両毛地域では、規格外のため出荷できない野菜の廃棄や、後継者不足といった課題があったという。
今回の同実験は、地元高校生が規格外野菜を含む農産物の輸送・販売に携わることを通じ、持続可能な生産と消費の仕組みの一端を体験してもらうことなどが目的で、同社はこれに協力する。

実証実験の実施日は2023年1月21日。
使用列車は「リバティりょうもう8号(「赤城」駅6時56分発~「北千住」駅8時45分着)。
両毛地域最寄り駅で農産物を持ち込み、特急リバティりょうもうに積込み、「北千住」駅で農産物を降ろし、2階中央改札内で販売する。
販売時間は10時~13時(売り切れ次第終了)。
販売商品は白菜・大根・やまといも・ほうれん草・ブロッコリー・いちご・ミニトマト等(予定)。
参加団体と役割は、東武鉄道が特急列車のスペース提供・鉄道輸送・販売スペースの提供、両毛7市が野菜の手配・野菜の紹介・野菜の販売・特急列車での野菜輸送、あしもり隊(栃木県立足利工業高等学校・足利短期大学附属高等学校)が両毛7市のPR・野菜販売補助。