【ニュース】 パルコ、「(仮称)下通GATEプロジェクトビル」に地元企業の新業態やエリア初出店の飲食・ライフスタイル雑貨を集積した編集型商業施設「HAB@」を出店 熊本県熊本市

2022.11.30
株式会社パルコ(東京都渋谷区、牧山浩三社長)は、建設中の新築ビル「(仮称)下通GATEプロジェクトビル」(熊本市中央区)の一部を同ビル所有者の三陽株式会社(熊本市中央区、木下修社長)より賃借し、商業施設を出店する。
このほど、施設名称を「HAB@(ハブアット)」に決定した。
開業は2023年春の予定。

かつてこの地にあった「熊本PARCO」は、建物の老朽化や周辺の商業環境の変化等により、2020年2月末に営業を終了。
今回出店する同施設は、33年間に渡って熊本の人々が親しんできたこの地で、地元企業の新業態やエリア初出店の飲食・ライフスタイル雑貨を集積した「編集型商業施設」として出店するもの。
地元の人だけでなく、観光を目的とした来街者にも「まちの止まり木」として親しまれる場所を目指す。

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ネーミングコンセプトは「HUB&HAVE」。
街での遊びや暮らしのハブポイント(=HUB)として、地域の魅力を取り入れながら幅広い世代のニーズに応える独自の魅力を持った(=HAVE)場所を目指す。

フロア構成は、1階が待ち合わせに適したカフェやデイリーからギフト性まで幅広く兼ね備えた食・身の回りを中心とした専門店集積フロア、地下1階が暮らしをアップデートする生活雑貨・サービスを中心とした専門店フロア、2階が熊本・福岡を拠点とする企業・オーナーによる新業態飲食店と熊本初進出の人気店など昼夜問わず豊かな食が楽しめるレストランフロアとする。

また同施設には、株式会社ローカルデベロップメントラボ(福岡市中央区、長島秀晃代表)が「九州エリアの食材を活かしたベーカリー+ローカルの価値を編集し発信する地域共生型店舗」を出店。
ローカルデベロップメントラボでは、ローカルとまちをつなぎ、新たな価値や魅力をつくっていくプロジェクト「p-peace」をスタートしており、その一環として熊本県小国町の「木糸」を使用したプロダクトの普及を目指す企画を推進しているという。

「(仮称)下通GATEプロジェクトビル」の所在地は熊本市中央区手取本町5番1。
延床面積は9,992.42㎡。
構造・規模は鉄骨造、地下1階~地上11階建て。
同社賃借部分は地下1階~地上2階・面積3,424.84㎡。
開業は2023年春の予定、店舗数は20店舗の予定。