【PR記事】 星野リゾート、温泉旅館ブランド「界」の22施設目となる「界 雲仙」を開業、「雲仙地獄」の地熱を利用し自然エネルギーの自給率50%以上を目指す 長崎県雲仙市

2022.11.25
株式会社星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路社長)は2022年11月25日、同社が全国に展開する温泉旅館ブランド「界」の22施設目となる「界 雲仙」(長崎県雲仙市)を開業する。
「界」ブランドとしては、九州では「界 霧島」「界 阿蘇」「界 別府」「界 由布院」に続く5施設目、長崎県では初進出となる。

同館は、「雲仙地獄」を間近で感じることのできる立地。
「和(日本)」「華(中国)」「蘭(オランダ)」の要素が混ざり合った、長崎文化を表現した館内の設えが特徴だという。

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雲仙地獄は、水蒸気を含む火山ガスがいたるところで白い煙を上げている噴気地帯で、周囲は硫黄の香りに包まれる。
約100年前から源泉や噴気孔を利用した温泉だけでなく、自然の地熱を利用した給湯設備「燗付(かんつ)け」としても活用されてきたという。
同館でも、給湯や温泉の加温、館内の空調に「燗付け」を活用しているほか、同館独自の取り組みとして、雲仙地獄と地続きの立地を活かし、これまで使い切れていなかった建物直下の地熱を有効活用する。
発生した熱を空調や給湯として使用、その後、冷めた熱を、ヒートポンプに投入することで、新たな熱が生まれる仕組みも取り入れた。
この取り組みを行うことで、化石燃料を全く使うことなくエネルギーを賄うことができ、二酸化炭素の排出量もゼロとなる。
同取り組みにより、同館では、自然エネルギーの自給率を50%以上にすることを目標としている。

全51室の客室は、ご当地部屋「和華蘭の間」とし、パーテーションやスタンドライトに、長崎の文化「和華蘭」の要素を取り入れた。
特徴的な客室には「客室付き露天風呂」があり、湯浴みを中心に滞在できる客室として、客室タイプをあえて「客室付き露天風呂」と名付けたという。

大浴場には、露天風呂のほか、内風呂には源泉かけ流しの「あつ湯」と、心身ともにリラックスできる「ぬる湯」などを設置。
夕食は、プライベート感が保てる半個室の食事処で、ご当地の食文化を生かした会席料理を提供する。
その他、ご当地の文化を体験する「ご当地楽」では、凹凸の魅力を感じる活版印刷体験などを提供、大地のエネルギーを感じるアクティビティ「雲仙地獄パワーウォーク」なども実施するという。

「界 雲仙」の所在地は長崎県雲仙市小浜町雲仙321、交通はJR各線・島原鉄道「諫早」駅より車で約1時間、長崎空港より車で約1時間30分。

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界 雲仙