【ニュース】 京都市景観・まちづくりセンター、京都市から借り受けた祇園新橋歴史的建造物を活用しサブリース事業を実施、利活用事業者を公募型プロポーザル方式で募集 京都府京都市

2022.11.15
公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター(京都市下京区、青山吉隆理事長)は、同財団の目的となっている「京都らしい景観の保全・創造」など京都市(門川大作市長)の都市特性をさらに伸ばしていくため、京都市から借り受けた祇園新橋歴史的建造物(京都市東山区)を活用し、サブリース事業を行う。
利活用事業者を公募型プロポーザル方式で募集する。

同建造物では、篤志家からの寄贈を受けた同市が、歴史ある祇園新橋の特性や外観を活かした活用を図ってきた。
同財団でも、「祇園新橋の町並みと風情を守る」「祇園新橋の新たな魅力を創る」「京都の文化を世界に発信する」を基本コンセプトとし、引き続き歴史ある祇園新橋の特性や外観を活かした利活用を行う事業者を募集。
選ばれた事業者には、同建造物を貸し付け、事業者が必要な建物の改修を行い、実際に事業を展開する。

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祇園新橋歴史的建造物の所在地は京都市東山区末吉町77番地6・
103番地2、交通は京阪本線「祇園四条」駅より徒歩3分、京都市営地下鉄東西線「三条京阪」駅より徒歩5分、阪急京都線「京都河原町」駅より徒歩7分。
土地は171.20㎡、延べ床面積は225.45㎡(1階115.37㎡・2階
110.08㎡)。
建物は木造2階建て。
建築年代は明治初期(口伝による)。
空調機器・衛生設備機器等の残置物は活用可能。

契約形態は定期建物賃貸借契約。
貸付期間は10年間(改修工事・契約満了による原状回復工事期間を含む)。
貸付料は最低制限額を80万円(月額、税別)とし、応募者の中から選定された借受人の提示した額とする(保証金は貸付料の6か月分)。

選定方法は公募型プロポーザル方式。
基本コンセプト「祇園新橋の町並みと風情を守る」「祇園新橋の新たな魅力を創る」「京都の文化を世界に発信する」を主な評価項目とし、事業を持続的に運営できる資金力・企画力・技術力・経営能力を有する事業者を財団内に設置する事業者選定委員会が選定する。

現地見学会は2022年11月28日・29日、12月9日・12日。
応募提案書類の受付は2023年2月1日~28日。
書類選考結果の公表(第1次審査)は2023年3月下旬予定、提案内容のヒアリング(第2次審査)は2023年3月下旬予定、優先交渉権者の決定は2023年3月下旬~4月上旬、建物賃貸借契約の締結は
2023年4月下旬以降。

募集要項・書式等は特設WEBページを要参照。