【ニュース】 立命館大学食マネジメント学部と長谷工あんしんデリ、食科学分野の発展と創造、地域活性化を目的とした連携協力協定を締結 滋賀県大津市
2022.11.04
立命館大学食マネジメント学部(滋賀県草津市、天野耕二学部長)と株式会社長谷工あんしんデリ(東京都港区、鈴鹿政秀社長)は
11月1日、食科学分野の発展と創造、地域活性化を目的とした連携協力協定を締結した。
同学部では、経済学・経営学を基盤に、マネジメント・カルチャー・テクノロジーの三領域から「食」を総合的・包括的に学ぶ場を提供、食領域での高度マネジメント人材の育成と輩出を目指している。
同社は、長谷工コーポレーションのグループ会社で、大津市田上(たなかみ)地区で水稲を中心とした農業生産を行っているという。
同連携協力協定に基づく取り組みは、農産物生産における世界農業遺産(琵琶湖システム)の振興に関する事項、滋賀県琵琶湖地域の農産物を生かした食科学の実践的教育の共同実施、地域農業の次世代継承と振興推進への共同研究及び開発、その他産学連携活動に寄与するものとして目的を達成するために必要と認める事項。
第1弾の取り組みでは、同社の田上産もち麦を使用し、菓志工房うすなが(滋賀県野洲市)と滋賀県立湖南農業高等学校協力のもと、同学部が開発した「近江もち麦クッキー」を販売する。
11月3日より、滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」(東京都中央区)で同製品の試食販売を行い、以降は他店舗でも販売を展開する予定。