【ニュース】 プロロジス、岩沼市と「津波時における避難施設としての使用に関する協定」を締結、物流施設「プロロジスパーク岩沼」の一部を提供 宮城県岩沼市
2022.11.01
物流不動産の所有・運営・開発を手掛けるプロロジス(日本本社:東京都千代田区、山田御酒会長)は2022年10月31日、岩沼市(佐藤淳一市長)と「津波時における避難施設としての使用に関する協定」を締結した。
同日、同市は「プロロジスパーク岩沼」(宮城県岩沼市)に入居するプラスロジスティクス株式会社(東京都豊島区、若佐照夫社長)に東北センター運営を委託するプラス株式会社ジョインテックスカンパニー(東京都千代田区、北川一也カンパニープレジデント)と「災害時等における物資供給に関する協定」を締結、同市、プラスジョインテックスカンパニー、プロロジスが出席し、同市役所内で締結式を実施した。
プロロジスと同市は、今回締結した同協定により、同市沿岸部で大津波警報が発表された際、プロロジスが同市内で運営する物流施設「プロロジスパーク岩沼」の一部を提供し、退避車両や車中泊避難者の避難施設としての利用を可能とする。
また、トイレ設備や水道設備を提供し、退避車両や車中泊避難者の支援に努めるという。
同施設は、車両が直接2階にアクセスできるスロープを備えた最新鋭の物流施設で、施設の堅牢性に加え、津波や水害による浸水対策として建物レベルを1.5m高く設定。
施設内には、緊急地震速報システムや衛星電話、72時間程度の電源を確保する非常用発電機を実装するとともに、断水対策も施されており、BCP(事業継続計画)を考慮した設備・仕様となっている。