【ニュース】 アパグループ、福島市内最大級のホテル「アパホテル福島駅前」の起工式を実施、世界初・全面断熱一体工法「APA ECO UNIT SYSTEM」を採用、開業予定は平成29年3月 福島県福島市

2015.12.18
総合都市開発のアパグループ(東京都港区、元谷外志雄代表)は12月17日、「アパホテル福島駅前」(福島県福島市)の起工式を実施した。

同ホテルは、アパホーム株式会社(石川県金沢市、元谷外志雄代表)が日本通運株式会社から定期借地で事業用地を賃借しホテルを建設、施設竣工後、アパホテル株式会社(東京都港区、元谷芙美子代表)に同建物を賃貸し、アパホテルがホテル運営を行う土地有効活用プロジェクト。
カナフレックスとの共同開発による、世界初の全面断熱一体工法「APA ECO UNIT SYSTEM」を採用した、福島市内最大級、最新鋭の技術を導入したホテルとなる。
20151218アパホテル福島駅前

先に行われた記者発表で元谷外志雄アパグループ代表は、「アパホテルは、高品質・高機能・環境対応型をコンセプトとした新都市型ホテルとして、進化するホテル開発を行っており、同ホテルは最新鋭の技術を導入するホテルとなる。世界初となる全面断熱一体工法『APA ECO
UNIT SYSTEM』導入により、福島から世界へ向けた発信を行い、アパホテルが福島復興の起爆剤となっていく。」と述べた。

全面断熱一体工法「APA ECO UNIT SYSTEM」は、従来の内断熱工法でも外断熱工法でもなく、全く新しい概念で開発した、低コストで省力化と環境対応を実現させた未来型の外壁システム。
カナフレックスコーポレーションが新開発した高強度・軽量・高断熱特性をもつ新素材の「カナクリート」の外壁に、外装仕上げと樹脂サッシ(障子を除く)・内装仕上げなど外壁に必要なすべての要素を工場で一体化させ現場で取付ける工法だという。
工事コストも従来と変わらずに内断熱と外断熱の弱点をほぼ克服できた上に、施工期間を短縮し、有効販売面積を増すことにも成功した。

「アパホテル福島駅前」の所在地は福島県福島市太田町8(住居表示)、交通はJR「福島」駅より徒歩2分。
敷地面積は1,198.92㎡、延床面積は6,233.55㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上14階建。
客室数は全362室(ダブル361室、デラックスツイン1室)。
その他施設は、大浴場・露天風呂(1階)・レストラン(1階)など。
開業予定は平成29年3月。
事業主はアパホーム株式会社、管理・運営はアパホテル株式会社。