【ニュース】 東急不動産、物流施設「LOGI’Q」シリーズのブランドをリニューアル、フラッグシップ物件「LOGI’Q 南茨木」を着工 大阪府茨木市
2022.09.01
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)は、シリーズ展開している物流施設「LOGI’Q(ロジック)」シリーズのブランドをリニューアル、このほど新ブランドのフラッグシップ物件となる「LOGI’Q 南茨木」(大阪府茨木市)を着工した。
竣工は2024年1月(予定)。
新たなブランドコンセプトは「NEXT GREEN LOGISTICS」。
環境に配慮し、人にも優しい物流施設のあるべき姿を追及すると共に、サプライチェーンの中で担うべき物流施設の新たな役割と価値を探求するという。
今回着工した同物件は、LOGI’Qシリーズとして過去最大の延床面積となるマルチテナント型物流施設。
名神高速道路「吹田」I.Cより約2.0km、近畿自動車道「摂津北」I.Cより約3.0kmに位置し、関西全域への即日配送が可能なほか、JR京都線「千里丘」駅より徒歩9分に位置し、人材の確保にも恵まれた立地だという。
1階部分には、冷凍冷蔵将来対応区画と低床倉庫区画を設置。
さらに2階全区画には少量危険物庫将来対応区画を用意することで、多様な物流ニーズに対応する。
また、施設内2箇所にカフェテリアを設置予定で、物流倉庫の概念を覆す高級マンションやオフィスビルなどを彷彿とさせるハイグレードな共用部を実現するという。
さらに、アルバイトも含めた全ての従業員向けに、同社独自の福利厚生サービス「Worker’s Garden」を提供、同社が運営する商業施設や宿泊施設の優待利用などが可能となる。
環境への配慮では、「CASBEE」最高ランクのSランクを同シリーズでは初めて取得予定としており、テナント向けに同社再エネ発電所由来の電力「ReENE グリーンエネルギー」を提供。
屋根上太陽光発電による生グリーン電力の施設内利用なども実現するという。
「LOGI’Q 南茨木」の所在地は大阪府茨木市蔵垣内1丁目53番。
敷地面積は6万4,509.91㎡、延床面積は16万1,538.67㎡。
構造・規模はS造・4階建。
トラックバースは336台、駐車場は普通自動車255台・トラック待機場21台・バイク置き場42台・駐輪場156台。
事業主は合同会社ユニーク(東急不動産がプロジェクト・マネジメント業務を受託)、コンストラクションマネージャーは山下PMC株式会社。