【ニュース】 岡島百貨店、2023年2月に現店舗での営業を終了し、商業施設「ココリ」に移転オープン、跡地はタカラレーベンがレジデンスなど複合開発を計画 山梨県甲府市
2022.07.29
岡島百貨店(山梨県甲府市、運営:株式会社岡島、雨宮潔社長)は、中心市街地活性化の起爆剤となるため、百貨店店舗を新たな都市機能(住宅・商業・駐車場・公共広場)を持つ複合施設として再生する。
同百貨店現店舗は2023年2月に営業を終了、翌3月に創業180周年記念し、同じ中心市街地の商業施設「ココリ」に移転オープン。
新店舗の魅力づくり三本柱は「ファッション」「プロモーション」「コラボレーション」で、顧客が求める上質ファッションを常に追求し、毎週足を運びたくなるプロモーションを仕掛け、地元連携企画を拡大する。
これにより、独自性の高いマーチャンダイジングを集約、山梨発となる地方百貨店の新たな事業モデルの実現を目指す。
現店舗の跡地は、株式会社タカラレーベン(東京都千代田区、島田和一代表)が取得し、県内随一の規模となるタワーレジデンスの建設を核に、次世代型商業施設やイベント開催可能な広場、大型自走式駐車施設の整備などを計画。
同事業により、都心部からの移住者を含む「まちなか居住」の増加と中心市街地への誘客を促進し、居住者や来街者の回遊の起点となると共に、中心市街地の賑わい再生につながる開発を目指す。
「岡島百貨店」の出店場所は山梨県甲府市丸の内1丁目16-20 ココリ内B1F~2F。
店舗面積は約4,500㎡。
開業日は2023年3月予定。
「ココリ」の建物は2010年竣工。
階数は地上20階・地下1階。
延床面積は約3万6,000㎡。
現「岡島百貨店」の所在地は山梨県甲府市丸の内1丁目21-15。
タカラレーベンによる建物の竣工予定は2028年7月頃。
全体延床面積は約6万1,000㎡、商業施設面積は約3,200㎡(1階と屋上に広場を整備)。
自走式駐車場は約300台。
建物は地上28階建て、住戸数は約360戸。
2022年7月時点での計画、今後変更となる可能性あり。