【ニュース】 大京と文化シヤッター、花粉・PM2.5捕集効果のある換気機能付き玄関ドアを共同開発、「ライオンズ関町北グランヒルズ」で初採用 東京都練馬区
2015.12.11
株式会社大京(東京都渋谷区、山口陽社長)は、文化シヤッター株式会社(東京都文京区、茂木哲哉社長)と扉を施錠したままで通風換気が行えるマンション用の玄関ドアを改良し、 花粉・PM2.5の捕集効果のある換気機能付き玄関ドアを共同開発した。
同商品は、自然の力で快適な室内環境をつくりだす自社規準「ライオンズパッシブデザイン」をさらに進化させるもの。
「ライオンズ関町北グランヒルズ」(東京都練馬区、地上5階建て、総戸数42戸、2016年3月竣工予定)で初採用した。
一般的にマンションは耐震性や気密性、断熱性が高い一方で、窓を閉め切ると、風通しが悪くにおいのこもりや、結露が発生するなどの問題があった。
同社では 2009年から施錠したまま換気で きる玄関ドアなどの採用を進め、マンションの高いセキュリティはそのままに、自然の力で快適な室内環境をつくりだす「ライオンズパッシブデザイン」を開発し、その進化を続けてきた。
また、2015年4月着工物件からは、「ライオンズパッシブデザイン」を標準採用している。
今回共同開発した新商品では、玄関ドアを閉じたまま換気できる機能に加え、花粉を95%、PM2.5を 43%捕集するフィルターを設置し、自然な風の活用による空気循環に加え、快適な室内環境を提供。
また、玄関からも空気を取り入れ、空気循環を図ることにより、省エネ効果にもつながるほか、室外からは開口は見えないため、防犯やプライバシーの面からも安心して使えるとしている。
今後、同新商品を「ライオンズ新瑞橋グランゲート」(愛知県名古屋市、
2017年2月竣工予定)、「(仮称)ライオンズ吹上」(愛知県名古屋市、
2017年3月竣工予定)に順次採用。
これからも大京では、機械に頼らない環境コントロールや室内環境への配慮を通じ、快適な住環境を提供するとしている。
「ライオンズ関町北グランヒルズ」の所在地は東京都練馬区関町北二丁目641番1(地番)。
交通は西武新宿線「武蔵関」駅より徒歩6分、JR中央・総武線「吉祥寺」駅より西武バスで9分「関町北一丁目」バス停下車後徒歩5分。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上5階建て。
総戸数は42戸(住戸)。
竣工日は2016年3月18日(予定)。