【ニュース】 小田急電鉄、小田急多摩線沿線地域で小・中学生の子どもを対象とした「みまもり通知サービス」の無料トライアルを実施 神奈川県川崎市
2022.05.26
小田急電鉄株式会社(東京都新宿区、星野晃司社長)は、2022年5月25日~9月30日の期間、小田急多摩線沿線地域(川崎市麻生区など)で、同社のサービスプラットフォーム「ONE(オーネ)」会員のうち、小・中学生の子どもを持つ200名を対象に「小田急×biblle みまもり通知サービス」の無料トライアルを実施する。
同サービスは、ジョージ・アンド・ショーン株式会社(東京都渋谷区、井上憲社長)による、アプリとタグの掛け合わせにより、子どもの見守りや忘れ物を防止する仕組み「biblle(ビブル)」を活用するもの。
子どもに専用タグを持ってもらい、一定範囲を検知する受信機とすれ違うことで、アプリ「biblle」を通じ、位置情報や行動情報等を確認できるという。
同実証実験では、小田急線「5000形」車両等をモチーフにしたオリジナルデザインタグを200個用意し、小田急多摩線全8駅や近隣のグループ施設に受信機を設置するほか、アプリを起動せずに見守れるよう、タグの検知に応じたメール配信サービスを実施。
混雑する駅での同サービスの有効性等について、モニターアンケートにより検証する。
同社では今年3月末まで、子どもの自動改札機の通過情報をメールで通知するサービス「小田急あんしんグーパス」を実施してきた。
今回実施する新サービスは、改札機ではなく受信機を介して検知するため、通学シーンなどで駅通路や、駅前商業施設に立ち寄った場合などにも位置情報を確認できる見守り範囲の広さと、忘れ物の発見にもつながることが特徴だという。
今後は、小田原線や江ノ島線のほか、グループ施設での受信機導入も検討するだけでなく、各駅には部分的に検知対象外エリアがあるため各駅での受信機のよりよい設置箇所等も検討するとしている。
「小田急×biblle みまもり通知サービス」の無料トライアルの実施期間は2022年5月25日~9月30日。
受信機設置場所(2022年5月25日時点)は、小田急多摩線全8駅(新百合ヶ丘駅、五月台駅、栗平駅、黒川駅、はるひ野駅、小田急永山駅、小田急多摩センター駅、唐木田駅)、CAFÉ&SPACE L.D.K.(栗平駅前)、駅周辺のグループ施設にも順次設置予定。
問い合わせは、ONEサイトの問い合わせフォームより。