【ニュース】 センター・シティなど、都城市中心部の老舗百貨店跡地で地域循環型まちづくり複合施設「TERRASTA」を4月29日に開業 宮崎県都城市

2022.04.22
都城市の地元企業などが出資する株式会社センター・シティ(宮崎県都城市、安田耕一代表)は、地域循環型まちづくり複合施設
「TERRASTA(テラスタ)」を2022年4月29日に開業する。
企画・設計はUDS株式会社(東京都渋谷区、黒田哲二社長)。

同施設は、同市の中心市街地に位置する、ホテル・レストラン・マーケットなどで構成する複合施設。
かつては老舗百貨店が立ち、賑わいを生んでいた場所に生まれる新たな交流拠点として、隣接する市立図書館などの施設とともに同市中心市街地の活性化に寄与することを目指す。

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施設名の「TERRASTA」は「Terrace(テラス)」と「Stage(ステージ)」を掛け合わせた名称。
施設全体のデザインは、「内と外が交わるステージ」をコンセプトに計画、外観は各階ごとに舞台(ステージ)が重なり、様々なストーリーが積み上げられているようなデザインとし、エントランスはオープンに開かれた空間とすることで、外と中が滑らかな連続性のなかでつながる場としている。
外壁の一部には新燃岳の火山灰を使用した地元建材「新燃レンガ」を、内装には高千穂シラスの左官壁を使用し、この地域特有の仕上げを取り入れた。

同施設1階の「TERRASTA MARKET」では、専門テナントによるこだわりの肉・魚・野菜などの生鮮品や、普段使いからこだわりの一品まで幅広い日配商品を販売。
1~2階の「STORES & OFFICE」では、お茶が持つ伝統と未来、歴史や文化を店舗空間で表現したお茶屋や、フラワーショップ、生活雑貨を取り扱うショップなどが入居、緑に囲まれたテラスも設え、商工会議所を含む複数オフィスも入居する。
3階には、ウエディングも対応できるテラス付きのオールデイダイニング「TERRASTA DINING」と南九州の旬の食材を楽しめる鉄板焼レストラン「鉄板焼 都雅」が入居。
3~7階の「HOTEL TERRASTA」は、都城の豊かな自然を想起させる素材を使用した、客室数93室のホテルとなる。

「TERRASTA(テラスタ)」の所在地は宮崎県都城市中町17街区2号、交通はJR日豊本線「西都城」駅より徒歩12分。
敷地面積は3,012㎡、延床面積は約8,539㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上7階。