【ニュース】 JAL、北海道と地域活性化への貢献などで包括連携協定を締結 北海道札幌市
2015.12.04
日本航空株式会社(東京都品川区、植木義晴社長)は、地域の活性化に貢献することを目的に、北海道と包括連携協定を締結する。
同社が都道府県と包括連携協定を締結するのは、今回が初めて。
同社はこれまでにも「JAPAN PROJECT」などを通じ、北海道の「観光」の振興に取り組んできた。
同協定締結により、「観光」や「食」など「北海道ブランド」の発信に加え、観光促進に向けた課題の解決や、同社だからこそできる新しい取り組みを北海道とともに進め、より一層地方創生に貢献するとしている。
同社では、協定締結を記念し、北海道各空港発着のJALグループ便の利用客を対象に搭乗キャンペーンを開始。
また、同社のバンコク・マニラ両空港支店を「ほっかいどうスマイルステーション」に登録、2016年2月にタイとフィリピンにて実施される「北海道キャンペーン」(主催:北海道)に協力する。
今回の包括連携協定では、同社は北海道と連携・協力を推進するべき課題などに関する情報・意見交換を実施し、相互に合意した具体的な事業について協働で取り組むとしている。
内容は、北海道の「観光」振興に関する事項、北海道の「食」の振興に関する事項、北海道の「環境」保全に関する事項、明日の北海道を担う「人づくり」に関する事項、北海道の「文化」「スポーツ」の振興に関する事項、その他相互の協議により必要と認められた事項。
協定締結を記念した取り組みでは、「JAL×北海道包括連携協定締結記念~イランカラプテ~北海道おもてなしキャンペーン」を開催。
キャンペーン期間中、同社グループ国内線北海道各空港発着便に2回搭乗した利用客の中から、抽選でJAL国内線往復航空券や北海道の食・宿泊券などの賞品を用意し、「北海道」の観光促進と食のPRを図る。
なお、「ほっかいどうスマイルステーション」とは、海外にある北海道関連企業・支店が「ほっかいどうスマイルステーション」に登録し、北海道の海外でのイメージアップやブランドの発信、各種PRなど、北海道の情報発信に協力する制度。
2015年9月15日時点でアジアおよび欧米12カ国、74ステーションが登録している。
今回、「ほっかいどうスマイルステーション」に登録するバンコク・マニラ空港支店では、北海道が2016年2月にタイとフィリピンで実施する「北海道キャンペーン」に連動し、バンコク・マニラ空港のJALサクララウンジで北海道スイーツを提供し、北海道の「食」と「観光」の振興を図るとい
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