【ニュース】 JR東海、東海道新幹線「N700S」の車内に試験導入する「ビジネスブース」の詳細を決定、駅待合室のビジネスコーナーも拡充 愛知県名古屋市
2022.04.08
東海旅客鉄道株式会社(名古屋市中村区、金子慎社長)はこのほど、東海道新幹線「N700S」の車内に試験導入する「ビジネスブース」の詳細を決定した。
合わせて、好評を得ている駅待合室設置の半個室タイプのビジネスコーナーを拡充する。
東海道新幹線では、乗車前後を通してシームレスに仕事ができるなど、ワークスタイルに応じた移動時間を過ごせるよう、2021年10月より、「S Work車両」の導入や駅待合室でのビジネスコーナーの整備、EXサービス会員向けワークスペース事業「EXPRESS
WORK」などのビジネス環境の整備を行ってきたという。
「N700S」車内での「ビジネスブース」試験導入では、7・8号車間のデッキ部に、一時的な打ち合わせやWeb会議、電話などにも利用可能な個室タイプの「ビジネスブース」を試験的に導入。
室内にはテーブル・ハイチェア・コンセントなどを整備する。
「N700S」の3編成に導入し、該当列車の運行については、当日の朝、同社のHPで告知するという。
使用開始時期は2022年5月9日以降、順次サービスを開始する予定。
また、駅待合室設置の半個室タイプのビジネスコーナーの拡充では、既に設置している東京駅・名古屋駅・新大阪駅に加え、品川駅・新横浜駅・京都駅の待合室で新たにビジネスコーナーとコンセントポールを整備。
あわせて、東京駅・名古屋駅にも追加整備する。
これにより、東海道新幹線の全ての「のぞみ」停車駅で駅待合室設置の半個室タイプのビジネスコーナーが利用可能となる。
使用開始時期は品川駅・新横浜駅・京都駅が2022年7月頃、東京駅・名古屋駅での追加整備は2022年9月頃。