【ニュース】 三菱HCキャピタルなど、木質ペレットとパーム椰子殻を燃料とした「米子バイオマス発電所」の営業運転を開始 鳥取県米子市

2022.04.05
三菱HCキャピタル株式会社(東京都千代田区、柳井隆博社長)・中部電力株式会社(名古屋市東区、林欣吾社長)・東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)・シンエネルギー開発株式会社(群馬県沼田市、髙橋伸也社長)・三光株式会社(鳥取県境港市、三輪昌輝社長)の5社が出資する米子バイオマス発電合同会社(鳥取県米子市)は、「米子バイオマス発電所」(鳥取県米子市)の建設工事を完了、2022年4月2日に営業運転を開始した。

同発電所は、木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を燃料とした、発電出力約5万4,500kWの木質バイオマス発電所。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度による売電を行う。

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また、同事業で使用するパーム椰子殻は、2021年4月に資源エネルギー庁より示されている「事業計画策定ガイドライン(バイオマス発電)」に基づき、持続可能性の確保に関する自主的取り組みを行っている。
具体的には、国際的に認知された認証を取得したパーム椰子殻の調達に努め、国内外の燃料供給事業者と連携し、パーム椰子殻の発生地、流通経路の確認に取り組んでいるという。

「米子バイオマス発電所」の設備所在地は鳥取県米子市大篠津町
3153-1。
発電出力は5万4,500kW、想定年間発電電力量は約3.9億kWh
(一般家庭約12万5,000世帯分に相当)。