【ニュース】 WILLERなど、「鳥取砂丘」周辺の公道で自動運転の実証実験を2月17日より計10日間実施、持続可能な地域公共交通と周遊観光サービスの実現を目指す 鳥取県鳥取市

2022.01.24
日ノ丸自動車株式会社(鳥取県鳥取市、中島文明社長)・日本交通株式会社(鳥取県鳥取市、澤志郎代表)・一般社団法人麒麟のまち観光局(鳥取県鳥取市、宮﨑正彦理事長)・WILLER株式会社(大阪市北区、村瀨茂高代表)の4者は、鳥取市(深澤義彦市長)・鳥取砂丘会館・チュウブ鳥取砂丘こどもの国、AGC株式会社(東京都千代田区、平井良典社長)協力のもと、鳥取市の観光地「鳥取砂丘」周辺の公道で、2022年2月17日~20日・23日、3月1日・2日・4日~6日の計10日間、自動運転の実証実験を実施する。

期間中は、自動運転サービスによる持続可能な地域公共交通と周遊観光サービスの構築をテーマに、鳥取を代表する観光地「鳥取砂丘」の東西をつなぐ、片道約2kmの区間をを1日4往復運行。
2月中は、フランス・ナビヤ社が製造する自動運転EV「NAVYA
ARMA」としては日本初となる、事業用の緑ナンバーで運行する。

鳥取砂丘の西側エリアは、ビジターセンターの整備、既存のキャンプ場やサイクリングターミナルの再整備、民間企業によるワークプレイス拠点施設や高級リゾートホテルの開業などが予定され、砂丘観光の中心である東側エリアと西側エリアをつなぐ、持続可能な利便性の高い2次交通の確保が課題となっていた。
同実証実験を通じ、将来的な無人自動運転サービスの実現に向け、環境を整える。

また、車窓に特殊な加工を施し、砂丘や市内観光地の映像を投影しながら運行することで、付加価値の高い移動体験を提供、乗ること自体がアトラクションとなる自動運転サービスの受容性向上についても検証するという。

実証実験の実施日は2022年2月17日~20日・23日、3月1日・2日・4日~6日、1日4便(天候により変更する場合あり)。
試乗者は2月17日~18日が関係者、2月19日・20日・23日、3月1日・2日・4日~6日が一般試乗モニター(一般試乗モニターの募集は2月1日より特設サイトで先着順で実施)。