【ニュース】 風土雲人、地域特産品に特化したクラウドファンディングプロジェクトの第2弾で、被災農家の復興を支援 山形県新庄市

2014.07.30
域特産品に特化したクラウドファンディング「風土雲人 FOOD CLOUD(フードクラウド)」を展開する風土雲人株式会社(東京都港区、松本大河代表)はこのほど、クラウドファンディング・プロジェクトの第2弾となる「山形・新庄発、米作りによる震災復興支援プロジェクト」を開始した。
同プロジェクトは、現在は生産量が減ってしまい「幻の米」とまで言われている山形県の在来種「さわのはな」を通じ、「もう一度、田植えがしたい」と願う被災農家の生き甲斐を取り戻す復興支援プロジェクト。
土の温かさと実りに触れる喜びを、震災で田んぼを失った農家に届けるという。


同社は、デジタルハリウッド大学院の修了生・松本大河氏と、松本氏の修了課題指導担当教授だった海老根智仁教授が設立した企業。
松本氏が経営する株式会社パイプラインと、海老根教授が代表取締役会長を務める株式会社レジェンド・パートナーズとの合弁により設立した。
松本氏が修士研究のビジネスモデルとして立案した、地域特産品に特化したクラウドファンディング「風土雲人 FOOD CLOUD(フードクラウド)」をビジネス化し、今年4月2日にWebサービスの提供を開始している。
今回のプロジェクト発案者は、プロジェクトの「想い人」である高橋保廣氏。
同プロジェクトでは、震災の被害が無かった新庄市の田んぼの一部を開放し、田植えをしてもらい、収穫した米を、さらに次の復興支援に役立ていくとしている。
この活動を、一人でも多くの人に伝えると共に、山形が生んだ美味しい米「さわのはな」を知ってもらうことで、未来へこの種を繋いでいきたいという。