【ニュース】 弘前れんが倉庫美術館、秋冬プログラム「りんご前線 – Hirosaki Encounters」を2021年9月18日~2022年1月30日に開催 青森県弘前市

2021.08.26
弘前れんが倉庫美術館(青森県弘前市)は、2021年9月18日~
2022年1月30日の期間、秋冬プログラム「りんご前線 – Hirosaki Encounters」を開催する。

同展覧会では、りんごのテロワール(土壌)としての「弘前」の地に注目し、弘前ゆかりのアーティストの作品や、当地との出会いで生まれた作品を紹介。
タイトルにある「前線」とは、異なる気団の境界・交線で起こる大きな気象の変化や、運動の第一線を意味しており、この言葉をキーワードに、弘前との出会いや異なる世界との交差、家族の歴史を通した自らのルーツの発見といった様々な遭遇や対峙・交流から生まれるエネルギーなどについて考えるとしている。

08261100

期間中は、イギリスを代表するアーティストのケリス・ウィン・エヴァンス氏が弘前でりんごに出会ったことから発想し、制作した高さ7mにおよぶ巨大なネオンの彫刻を、春夏プログラムから継続して展示。
さらに、弘前市名誉市民で洋画家の佐野ぬい氏、現在はパリを拠点に活動する弘前出身の斎藤麗氏、父親が弘前生まれというルーツをもち、小説執筆や漫画家、アーティストとして多彩な活動を展開する小林エリカ氏など、弘前と様々な接点を持つ5名のアーティストが参加する。
絵画、彫刻、ドローイング、映像、インスタレーションなど多様な作品群を、煉瓦倉庫を改修した特徴的な展示空間に合わせ、弘前ならではの展示として鑑賞できるという。

秋冬プログラム「りんご前線 ― Hirosaki Encounters」の会期は2021年9月18日~2022年1月30日。
オープニングトークの開催日時は2021年9月18日の14時~16時(定員30名、参加費無料・事前予約制)。

「弘前れんが倉庫美術館」の所在地は青森県弘前市吉野町2-1。
休館日は火曜日(祝日の場合は翌日に振替、12月26日~1月1日は休館)。
観覧料は一般1,300円、大学生・専門学校生1,000円、高校生以下・弘前市内の留学生・満65歳以上の弘前市民・ひろさき多子家族応援パスポート所持者・障がいのある人と付き添いの人1名は無料。