2021.08.23
三協フロンテア株式会社（千葉県柏市、長妻貴嗣社長）は8月21日、全国216店舗目、四国初出店となる体感型展示場「松山総合展示場」（愛媛県松山市）をオープンした。

「モバイルスペース」とは、工場で生産した箱状のフレームを、現場で連結するだけの簡単作業によって建設できる製品で、必要な時だけ建て、不要になったら移設・買い取りも可能。
コロナ禍で、発熱外来やワクチン接種会場の一時利用、三密対策として執務室の拡張や、飲食店のテイクアウトブース、自宅時間を充実させるための「はなれ」など、様々な空間ニーズが生まれたという。

今回オープンした同展示場では、事務所や店舗、自宅のはなれなどとして建築できる「モバイルスペース」を展示・販売するほか、建築検討中の人は展示品を無料で体験利用することも可能。
また展示品は、レンタルスペースとして1時間500円～で、誰でも利用可能としている。

同社の「モバイルスペース」は、建築工程の8割を自社工場で生産、在来工法の2分の1の期間で建築可能で、状況に合わせフレキシブルに移設も増減築も撤去も可能な建物となっている。
空調・給排水・インフラまで、空間を構成するすべての要素を含んでおり、何度でも繰り返し使えるように設計しているため、廃材をほとんど出さないエコロジーな製品だという。
頑丈な鉄骨フレームは構造計算済みで、建築確認申請にも完全対応する。

「三協フロンテア 松山総合展示場／U-SPACEレンタルスペース 松山店」の所在地は愛媛県松山市大可賀3丁目10番1、交通は松山空港より約3km。
営業時間は10時～17時（夏季、年末年始、ゴールデンウィーク等の長期休み除く）。