【ニュース】 西川、創業の地・近江八幡で、西川の商人哲学を継承した新たな発信拠点「西川近江八幡店」をグランドオープン 滋賀県近江八幡市
2021.07.30
西川株式会社(東京都中央区、西川八一行代表)は、西川創業の地・近江八幡で、西川の商人哲学を継承した新たな発信拠点となる直営ショップ「西川近江八幡店」(滋賀県近江八幡市)を7月29日にグランドオープンした。
近江麻・真綿の寝具をはじめ、西川のベストセラー商品や限定お菓子など、心地よい眠りと暮らしのエッセンスを届ける。
西川では、初代西川仁右衛門が19歳の時、蚊帳などの生活必需品の行商を始めた1566年を創業の年と定め、今年で創業455年を迎えた。
西川創業の地であり、初代から12代目までが暮らしたのが近江八幡市。
創業から20年ほど経った1587年、この地に初代が当時の屋号「山形屋」として店を開き、西川の繁栄の礎を築いた。
現在は「西川甚五郎本店」として、455年続く西川の歴史を今に伝えている。
「西川近江八幡店」は、この「西川甚五郎本店」の敷地内にオープン。
原点のこの地から、「つむぎ、めぐる。」をコンセプトに、西川が現代に伝えたい「こだわりのモノ作り」や「安心品質」、商品開発の背景にあるストーリーやエッセンスを集めて発信する。
店頭には、近江ならではの素材や製法を生かした寝具をはじめ、睡眠科学と最新技術によって開発したマットレスや西川のベストセラー商品などを取り揃えるほか、同店限定商品も用意。
滋賀県名産の四角いお麩「丁字麩」を使ったカラフルな「おふらすく」などの限定お菓子や、近江麻の小物やマスクなど、お土産用アイテムも展開する。
八幡山の麓に広がるノスタルジックな風景の街並み「八幡伝統的建造物群保存地区」の一角、八幡堀沿いに建つ店舗は、歴史ある建築を生かし、現代性と和を融合させた空間デザインとした。
また、9月下旬には、同敷地内にこれまで大切に保管されてきた西川の貴重な古文書などを展示する史料館もオープン予定だという。
「西川近江八幡店」の所在地は滋賀県近江八幡市大杉町14番地、交通は「近江八幡」駅より車で約10分。
店舗は1階建、面積は40.53㎡。
営業時間は10時~17時、定休日は毎週火曜日。