【ニュース】 大宝タクシーと南港マリン、6月21日よりタクシーの車内にドライバーの新型コロナワクチン接種済みの表示を開始 大阪府大阪市

2021.06.18
大宝タクシー株式会社(大阪市住之江区、宝上能史社長)とグループ会社の株式会社南港マリン(堺市堺区、宝上能史社⾧)は2021年6月21日より、タクシーの車内にドライバーの新型コロナワクチン接種済みの表示を開始する。

タクシー事業者は、国土交通省より「緊急事態宣言時に事業の継続が求められる事業者」として挙げられおり、タクシー・ハイヤーの乗務員は2021年7月から大阪市の大規模接種で優先的に接種できるようになった。
20代~70代まで170人のドライバーの平均年齢が44歳と若いため、現在の接種率は1割程度だが、7月中には全ドライバーが接種する予定だという。

大宝タクシーは、大正15年創業の大阪で現存する最古のタクシー会社だが、コロナ禍の現在は第二次世界大戦以来の危機的な状況。
利用客は2020年4~5月に通常の2割まで落ち込み、現在も6~7割程度に留まっている。

両社では、2021年6月21日よりタクシーの車内にドライバーの新型コロナワクチン接種済みの表示を開始、前日までに予約すると、ワクチン接種済みのドライバーの指定も可能だという。