【ニュース】 Ggrow、規格外で行き場のない野菜を使用した乾燥野菜ブランド「OYAOYA」を創設、Instagramで先行販売を開始 京都府京都市

2021.06.04
株式会社Ggrow(京都市上京区、安藤弘人代表)は、京都の中山間地域での農業存続を目指し、規格外で行き場のない野菜を使用した乾燥野菜ブランド「OYAOYA」を創設、Instagramで5月20日より先行販売を開始した。
10日間で70個を完売しているという。

同社では、京都府の丹後・中丹・南丹地域で、20代~40代で今後の農業を支えていく若手生産者にヒアリング調査を実施。
行き場のない規格外野菜の流通、消費者との接点が少ない情報の流通に対する課題が浮き彫りになったとしている。

こうした中、同社が乾燥野菜を販売するのは2つの理由があるという。
1つ目は、野菜を収穫した地域内で乾燥加工することにより、日持ちし、長期間保管が可能となるほか、生野菜に比べ、輸送費を下げることも可能となる点。
2つ目は、忙しく働く社会人は慢性的な野菜不足にあり、しかも「野菜を買っても料理する時間がなく腐らせる」等、消費者側での野菜の廃棄が問題となっている点。

同社では、同商品の販売により、若手生産者を支えていきたいとしている。