【ニュース】 神奈川大学、横浜・東京の3ホテルと連携しSDGs活動を具体化、第1弾では人と環境にやさしい化粧品を提供 神奈川県横浜市
2021.05.28
神奈川大学(横浜市神奈川区、兼子良夫理事長・学長)は、横浜市内の「横浜ロイヤルパークホテル」「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」・東京都内のラグジュアリーホテル「ザ・キャピトルホテル 東急」とともにSDGsへの取り組みについて連携する。
同取り組みは、グローバルホテルと高等教育機関という枠組みを最大限に活用し、環境負荷の低減に取り組み、持続可能な社会の実現に向けてSDGs活動を具体化、積極的で継続的な推進のため、連携活動を展開するもの。
第1弾では現在、同大学の研究・開発から生まれた人と環境にやさしい化粧品を、期間・個数限定で各ホテルを通じ宿泊客に配布中だという。
今回提供するのは、同大学の先進的な研究・開発から生まれた化粧品「PROUD BLUE(プラウドブルー)」。
これまで不可能とされていた水と油の融合を、同大学の特許技術「三相乳化技術」によって実現した界面活性剤フリーの化粧品だという。
界面活性剤は化粧品に用いられる成分のひとつだが、肌への負担となるだけでなく、洗顔などで洗い流されて河川へ流出した際にも分解されず、海洋汚染につながると言われている。
同大学では今回、国内外からの高い評価を得ている前述3ホテルに「PROUD BLUE」の現品(2アイテム×300セットずつ)を無償で提供。
各ホテルの宿泊客に、規模は小さくとも「持続可能なより良い社会」への貢献につながる理解と体験をしてもらうことで、日常生活の中で身近にSDGsを考えるきっかけを提供するとしている。