【ニュース】 阪神電気鉄道と阪神タイガース、尼崎市からの申入れを受け、小田南公園に阪神タイガースのファーム施設を建設 兵庫県尼崎市

2021.05.24
阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、秦雅夫社長)と株式会社阪神タイガース(兵庫県西宮市、藤原崇起社長)は、小田南公園(兵庫県尼崎市)への阪神タイガースのファーム施設誘致について、5月13日に尼崎市より正式に申入れを受けた。

これを受け、両社と同市は、同公園の整備・管理運営の実現に向け、5月21日に基本協定を締結。
3者は今後、阪神タイガースのファーム施設(現・西宮市鳴尾浜)の移転実現を目指す。

計画では、阪神電気鉄道は、同公園北側の公園供用部分(第1工区)に「(仮称)タイガース野球場」「(仮称)タイガース練習場」「(仮称)小田南公園野球場及び一般園地」を建設し、同市に寄附する。

同市は、この部分に関する営業権を阪神電気鉄道に付与し、阪神タイガースは「(仮称)タイガース野球場」「(仮称)タイガース練習場」を専用使用するほか、阪神電気鉄道、同公園南側の公園未供用部分(第2工区)に室内練習場・選手寮・クラブハウス・駐車場等を建設、阪神タイガースが専用使用する。

なお、供用開始日は、2025年2月1日までの間を目途とし、3者が別途協議のうえ定めるという。