【ニュース】 名古屋鉄道、名鉄グループ沿線・地域を対象に、エリア版MaaSの実現に向けて取り組みを推進、2022年3月にアプリの初期リリースを予定 愛知県名古屋市

2021.04.28
名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区、安藤隆司社長)は、名鉄グループ沿線・地域(愛知県・岐阜県中心)を対象に、地域の交通・生活・観光サービスを繋ぎ、シームレスでストレスフリーな移動の実現を目指すエリア版MaaS(Mobility as a Service)構想を推進する。

同取り組みの一環として、既存のアプリ「名鉄 Touch」をほぼ全面的にリニューアル。
2022年3月にエリア版MaaSアプリ「(仮称)新名鉄 Touch」を初期リリースし、サービス開始予定としている(2022年度以降に機能ごとに順次リリースを計画中)。

新アプリのエリア版MaaSアプリ「(仮称)新名鉄 Touch」の主な実装予定機能は、2022年3月に地点検索・マルチモーダル検索、デジタルチケット、リアルタイム情報、UI/UX(ユーザーインターフェイス/ユーザー体験)改善を予定。
2022年度以降に地域交通や生活に根差したサービスとの連携、マルチモーダル検索対象の更なる拡大などを予定している。

将来的には、エリア全体の長期の価値向上を目指し、地域が抱える課題への対応や、新型輸送サービスとの連携、移動データの活用・連携を推進し、持続可能な社会の実現に貢献したいという。
さらに国内他エリアのMaaSとも連携し、地域住民客に加え、全国からの来訪客に対するサービスの提供を目指す。