【編集部取材】 京王電鉄、新型車両「2000系」を報道陣に公開、大型フリースペース「ひだまりスペース」を設置 東京都稲城市
2026.01.19
京王電鉄株式会社(東京都多摩市、都村智史社長)は2026年1月
17日、新型車両「2000系」を若葉台車両基地(東京都稲城市)で報道陣に公開、京王相模原線「若葉台」駅~「橋本」駅間で試乗会を開催した。
「2000系」は、2026年1月31日より10固定の1編成で営業運転を開始、2027年3月までに4編成・計40両を投入する。
同車両の最大の特徴は、大型フリースペース「ひだまりスペース」を設置した点。
「ひだまりスペース」は、10両編成のうち、5号車の約半分のスペースで座席を取り払い、中央部分の衝立に腰当や握り棒を多く取り付け、車いすやベビーカーを利用する乗客に配慮したもの。
子どもが車窓を眺めやすいよう、床面高さ500mm~1240mm×幅1,930mmの大型窓を設置したほか、スペース内には通常の優先席も設置した。
乗車後は一目で「ひだまりスペース」とわかるよう、床の配色を区別した。
乗車位置については、始発駅となる京王八王子駅と橋本駅でホーム床に「ひだまりスペース」の案内を表示、その他の駅についても順次表示するとしている。
「ひだまりスペース」以外では、優先席には2段手すり付き腰当を設置、褄壁にも新たに腰当を設置したほか、車両間に設置した重量感のあるガラス戸でも軽く操作できるアシストハンドルを設置した。
座席については、乗り心地に配慮し、Sバネを追加することでホールド感の向上を図ったとしている。
車両の外観は、円をモチーフとしたラウンド型とすることで、安心できる車両を表現。
内装についても、同様にラウンド型をモチーフとし、心を落ち着かせるナチュラルな空間を演出した。
車両のデザインにあたっては、従来は車両設計の専門家のみで企画していたが、今回は幅広い世代の乗客や多様な社員の声から得られたニーズを分析、京王グループの感性AI株式会社によるAIサービスも使用した。
合わせて、新型のVVVFインバータ制御装置を導入、同社7000系車両と比較して約20%省エネ性能を向上させるなど、環境にも配慮したという。
なお同社では、同車両の運行開始を記念し、1月24日に「府中競馬正門前」駅(東京都府中市)で一般客向けのお披露目会を、同日に若葉台車両基地で撮影会・試乗会を開催する。
















