【ニュース】 ビオスタイル、廃棄されてきた「摘果りんご」を活用した新商品「日本茶に合う 摘果りんごのフロランタン」を開発、11月5日より販売 青森県弘前市
2025.10.30
株式会社ビオスタイル(京都市下京区、山下剛史社長)が運営する複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」(京都市下京区)のオリジナルフードブランド「GOOD NATURE MARKET」は、龍谷大学経営学部藤岡ゼミと連携し、これまで廃棄されてきた「摘果りんご」を活用した新商品「日本茶に合う 摘果りんごのフロランタン」を開発、2025年11月5日より販売する。
同商品は、りんご栽培の過程で発生するフードロスを削減し、生産者の新たな収入源を創出する「アップルサイクルプロジェクト」の第1弾となるもの。
りんごは、おいしく大きく育てるため、収穫までに実全体の約9割を摘み取る「摘果(てきか)」という作業が行われる。
この摘果作業は、生産者にとって時間と労力がかかる重労働でありながら、収入にはつながらず、摘み取られたりんごは、殆どが廃棄されているという。

同社は、この摘果りんごに新たな価値を見出し、生産者の支援とフードロス削減に貢献するため、弘前市のりんご生産者や同ゼミと協力し、同プロジェクトを創設。
同商品には、同市産の「サンジョナゴールド」の摘果りんごを使用した。
まだ熟していない摘果りんごは、酸味が強く、甘味が殆ど無い点が特長。
同商品では、この独特の酸味と渋みを活かし、甘さを控えめにすることで、通常のフロランタンとは一味違う、コク深い「大人の味わい」に仕上げた。
小麦粉の一部を摘果りんごのパウダーに置き換えることで、硬すぎない「ザクほろ」食感を実現、日本茶のほか、コーヒーとの相性も良いという。
「日本茶に合う 摘果りんごのフロランタン」の税込価格は972円。
内容量は90g。
販売店は「GOOD NATURE STATION」(京都市下京区)1階「MARKET」、オンラインショップ。













