【ニュース】 日本建築設計学会、「津山城東リノベーション展」を11月9日まで開催、津山市城東地区の多彩な取組を紹介 岡山県津山市
2025.10.29
一般社団法人日本建築設計学会(大阪市北区、遠藤秀平会長)は、「津山城東リノベーション展」を「PORT ART & DESIGN TSUYAMA」(岡山県津山市)で2025年11月9日まで開催する。
同学会は昨年、津山街デザイン創造研究所の招きにより、「第10回アーキテクツ・オブ・ザ・イヤー展」津山巡回展を津山市城東地区で開催。
アーキテクツ・オブ・ザ・イヤー展は、2015年にスタートし、毎年異なるコミッショナーが独自の視点とテーマをもって選出した若手建築家を紹介する展覧会で、節目となる第10回では、トーマス・ダニエル京都大学教授をコミッショナーに迎え、「UNDER RENOVATION」をテーマに9組の建築家が選定されている。

津山市城東地区は、重要伝統的建造物が立ち並ぶ一方、新たな空間や機能を生み出すリノベーションが進められ、歴史と現代が渾然と調和する独自の景観を見せている地区。
同展では、同地区を舞台に展開されている、多彩な取り組みを紹介。
建築文化を身近に体験できる「建築ミニチュアミュージアム」、地域課題に応える「空き家リノベーション計画」、「城東まちづくりへの提言」や「城東ゲート(空地門扉案)」といった提案型の展示など、建築とまちづくりをつなぐ多様な実践を見ることができるという。
また同展では、ル・コルビュジエが設計し、現在同学会が所有するコンクリート船「アジール・フロッタン」も紹介。
これらの多彩な展示を通じ、地域の歴史と未来を重ね合わせ、新しいまちづくりの視点を提示するとしている。
「城東津山リノベーション展」の開催日時は2025年10月25日~
11月9日の10時~18時(入館は17時30分まで、休館日は火曜日)。
会場は「PORT ART & DESIGN TSUYAMA」(岡山県津山市川崎823)。
入場無料。













