【ニュース】 プロロジス、阿知和地区工業団地内で先進的物流施設の集積拠点「プロロジス岡崎プロジェクト」を開発 愛知県岡崎市
2025.10.23
物流不動産の所有・運営・開発を手掛けるプロロジス(日本本社:東京都千代田区、山田御酒会長)は、先進的物流施設の集積拠点となる「プロロジス岡崎プロジェクト」(愛知県岡崎市)を開発する。
開発地は、既存の伊勢湾岸自動車道「豊田東」IC、東名高速道路「岡崎」ICからもそれぞれ約6kmに立地し、国道1号や248号へのアクセスも良好。
同開発地が所在する岡崎市は、東名高速道路に隣接する新たな工業団地「阿知和地区工業団地」の整備を進めており、同社は同団地初の進出予定企業に選定されている。
また団地内には、東名高速道路に直結する「岡崎阿知和」スマートインターチェンジICの整備が進められており、進出企業の操業開始に合わせた開通を目指す。
同プロジェクトでは、同市が区域を整備する約63haの同団地内で、開発面積約1万㎡の敷地に物流施設を複数棟開発する予定。
三河地区最大の物流ハブとなる見込みで、官民が連携しながら整備を進めるとしている。
開発予定地周辺は、地盤が強固で、ハザードマップ上でも水害や浸水のリスクが極めて低いため、防災性・事業継続性の観点からも優れた立地だという。
また、敷地には特別高圧電力を受電予定で、大規模なマテハン設備・自動倉庫の導入、館内全域への空調設備設置など、大容量の電力を使用する用途への対応も可能。
マルチテナント型・BTS型物流施設のほか、製造業にも対応、マーケットニーズを踏まえた計画を推進する。
さらに、要望に応じ、事務所やデータセンター等の用途も検討しており、1棟目の着工は2028年の予定。