【ニュース】 ミサワホーム、「(仮称)本町一丁目2番地区市街地再開発事業」の再開発準備組合と事業協力協定を締結 青森県青森市

2025.10.14
ミサワホーム株式会社(東京都新宿区、作尾徹也社長)は2025年10月6日、「(仮称)本町一丁目2番地区市街地再開発事業」(青森県青森市)で、本町一丁目2番地区市街地再開発準備組合(青森県青森市、齊藤丈士理事長、2025年9月10日設立)と事業協力に関する協定を締結した。

計画地は、青森市中心部に位置し、青森ねぶた祭の運行コースに面するなど、観光・文化面でも重要な役割を担っているエリア。
同社は2015年に設立された「青森市本町一丁目2番地区まちづくり協議会」に東北ミサワホームとともに事務局として参画、長年にわたり地権者の人々と同市中心市街地の活性化を実現するための協議を重ねてきたという。

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また同社はこれまでにも、医療・介護・子育て支援を中心に社会的課題の解決に向けた複合開発や、地域の高齢化に対応したコンパクトシティ型の不動産開発など、未来を見据えたまちづくり事業を「ASMACI(アスマチ)」ブランドとして展開してきた。

同事業では、周辺地区を含むエリア一体の利便性向上と若年層や子育て世帯の流入促進を目的に、子育て支援機能や生活利便施設の誘致を検討。
また、分譲マンションに健康増進機能を設けることで、同市民の長寿命化への貢献を図る。

さらに青森ねぶた祭の運行コースにふさわしい、多様な人々が交流し賑わいを創出する機能を設けることで、ベイエリアとまちをつなぐ回遊性の向上に寄与するなど、同市が掲げる将来都市像「みんなで未来を育てるまちに」の実現を目指すという。

「(仮称)本町一丁目2番地区市街地再開発事業」の施行者は本町一丁目2番地区市街地再開発組合(予定)。
建設地は青森県青森市本町1丁目2番地内、交通はJR・青い森鉄道「青森」駅より徒歩17分。
敷地面積は約0.5ha、延床面積は約1万1,550㎡。
施設概要は共同住宅、商業施設、駐車場。
着工は2028年(予定)、竣工は2030年(予定)。