【ニュース】 東武鉄道など、川越市内の蔵を宿泊施設として活用する「泊まれる蔵」プロジェクトで事業説明会を11月4日に開催 埼玉県川越市
2025.10.10
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、都筑豊社長)は、株式会社エンジョイワークス(神奈川県鎌倉市、福田和則代表)、埼玉県、川越市と連携し、川越市内の蔵を宿泊施設として活用する「泊まれる蔵」プロジェクトの検討を2025年8月より開始した。
同プロジェクトは、鉄道会社と沿線自治体との協業を超え、地域事業者・市民・投資家が協力し、沿線の未来を共に育てる新しいモデルの構築を目指すというもの。
運営事業者を募集するため、2025年11月4日に川越市内で説明会を開催する。
川越市は「小江戸」と呼ばれ、年間およそ700万の観光客が訪れる人気の観光地として知られている。
町並みには数多くの「蔵」が残っており、歴史的な景観が大きな魅力だが、その一方で利用頻度が低い蔵も数多くあると推察されており、維持管理や利活用について課題を感じている蔵所有者もいるという。
東武鉄道では今回、これまで全国で歴史的建造物や空き家を舞台に新たな価値を創出する共創型プロジェクトを多数手がけてきたエンジョイワークスと協業し、「蔵」を活用した宿泊事業を検討。
「泊まれる蔵」を運営する地域事業者が主役となり、鉄道会社や自治体は支援役となる地域主導型事業として展開する。
事業説明会では、川越の「蔵」を活用した宿泊事業に挑戦したい事業者や個人を募集するという。
川越「泊まれる蔵」プロジェクト事業者募集説明会(仮称)の開催日時は2025年11月4日の18時~20時。
開催場所は「Resona Kawagoe Base+コワーキングスペース」(埼玉県川越市幸町4-1 りそなコエドテラス3階)。
今後の予定は、2025年11月〜12月が事業者選定・マッチング、
2026年1月〜3月がファンド組成・募集、2026年春〜夏が改修工事、2026年度中が川越「泊まれる蔵」1棟目開業。