【ニュース】 長谷工コーポレーション、府中市最大級のデータセンター開発プロジェクトで「第1期棟」の建設を受注 東京都府中市
2025.10.01
株式会社長谷工コーポレーション(東京都港区、熊野聡社長)は、府中市で開発が進められている府中データセンターキャンパスの「第1期棟」の建設を受注、今年8月に着工した。
同物件は、東京都心から30km圏内、高度な運用環境が整備されたデータセンター集積地となっている府中インテリジェントパーク内に位置。
府中データセンターキャンパス全体の延床面積は約6万6,000㎡、
IT容量は80MWを誇り、IT負荷ベースで府中市内最大級のデータセンター開発プロジェクトとなる予定だという。
今回着工した「1期棟」は、延床面積約1万7,000㎡、地上9階建て、総IT容量18MWで、2027年度の完成を見込む。
同社が施工するデータセンターとしては2例目となる。
なお同社は、中期経営計画で「建設事業の領域拡大」を重点戦略の一つに掲げ、データセンターや物流施設など、非住宅分野での建設受注拡大を推進している。
その一環として、2024年7月には営業・技術・施工の各機能を包含し、ワンストップで対応する専門部署「データセンター推進部」を新設、データセンター工事受注の強化に取り組んでいるという。