【ニュース】 竹中工務店とJR西日本、金属3Dプリンターを活用して製作した「ルーレベンチ」を弁天町駅に設置 大阪府大阪市
2025.09.08
株式会社竹中工務店(大阪市中央区、佐々木正人社長)と西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、倉坂昇治社長)はこのほど、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場への乗換駅となっているJR大阪環状線「弁天町」駅(大阪市港区)に、金属3Dプリンターを活用して製作した「ルーレベンチ」を設置した。
同ベンチのフレーム材料には、JR西日本の廃レールを溶解・成形したステンレス鋼溶接ワイヤを一部に使用。
線路としての役割を終えたレールを人の居場所になるベンチに再生させ、金属資源を循環させる試みになるという。
屋外の公共空間に設置された金属3Dプリンターによる製作物としては、長さ6.2m・幅1.5mと国内最大級の事例となる。