【ニュース】 ジェクトワン、AIを活用した空き家流通プラットフォームを開発、2026年初頭にサービスを公開予定 東京都渋谷区

2025.09.04
不動産の開発事業・リノベーション事業や空き家事業などを手掛ける株式会社ジェクトワン(東京都渋谷区、大河幹男代表)は、AIを活用した空き家流通プラットフォーム「空き家のコタエ」を開発、2026年初頭(予定)にサービスを公開する。

同社は、2015年に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」を機に、空き家問題の解決に向け、翌2016年に空き家事業「アキサポ」を開始。
空き家の活用や買取など、様々な選択肢の中から最適なプランを所有者に提案してきたという。

今回開発した同サービスは、これまで「アキサポ」で培った知見とネットワークを最大限に活用し、最新のAI技術を導入しながら、空き家所有者と購入希望者を直接つなぐ、新たな空き家流通プラットフォームとなるもの。

同サービスでは、空き家所有者が抱える漠然とした不安に対し、AIによる簡易査定や活用シミュレーション機能を提供することで、空き家が持つ潜在的な価値を可視化。
これにより、所有者は売却や賃貸、解体除却、リノベーションなど、多様な選択肢の中から最適な「コタエ」を主体的に見つけ出すことが可能になるとしている。

一方、購入希望者に対しても、豊富な物件情報に加え、リノベーション後の想定利回りなどを提示することで、空き家活用の具体的なイメージを掴みやすくし、購入後の不安を解消するという。