【ニュース】 VIBROAなど、「若狭湾プレミアムリゾート構想」で基本協定、宿泊施設を備えたレストランを建設・運営 福井県小浜市
2025.09.03
高級不動産の企画開発を手掛ける株式会社VIBROA(東京都港区、吉田利行代表)は2025年9月2日、福井県と小浜市が推進する「若狭湾プレミアムリゾート構想」のエンゼルライン第2展望スペース整備計画で優先交渉権者の選定を受け、杉本達治福井県知事、杉本和範小浜市長と基本協定を締結した。
同構想は、国内外から観光客を集客できるリゾートエリアの形成を目指し、福井県と同県嶺南地方の6市町が連携、宿泊施設などの投資計画を公募するプロジェクト。
同社は、小浜市内外海(うちとみ)半島の県道(通称・エンゼルライン)に所在する第2展望台スペースでの投資計画に応募していた。
同社が提案した「オーベルジュ・イン・ペニンシュラプロジェクト」は、都市・地域や不動産開発のブランディングを得意とする春蒔プロジェクト株式会社(東京都渋谷区、田中陽明代表)、滞在そのものが目的となる「目的地になる宿(デスティネーション)」を展開する株式会社温故知新(東京都新宿区、松山知樹代表)と連携し、宿泊施設を備えたレストランを建設・運営するもの。
3社それぞれの知見を掛け合わせ、地域資源を最大限活用しながら、国内で唯一無二の価値・体験を提供できるリゾートを創出するという。
なお詳細な施設計画は、福井県・小浜市と協議のうえ、3社で順次決定するとしている。