【ニュース】 森未来、都市開発やインフラ整備で伐採された街路樹や伐採木を資源として再活用する新サービスを開始 東京都港区
2025.09.03
株式会社森未来(東京都港区、浅野純平代表)はこのほど、都市開発やインフラ整備にともない伐採され、従来は廃棄されてきた街路樹や伐採木を資源として再活用する新サービス「TREE BATON」を開始した。
同サービスでは、同社の木材に関する専門知識を活かし、伐採の段階から関与する。
街路樹や既存の樹木がもつ年輪・コブ・曲がり・穴といった特徴を見極め、木の個性を最大限に引き出すという。
また、伐採木の活用には、伐採業者・製材業者・家具業者・内装業者など多くのプレーヤーが関わる一方、全体を取りまとめ、一貫した管理を担う存在が不足していることから、同サービスではプロセス全体を統括。
伐採から加工・納品までを一貫して担うことを特徴としている。
具体的には、伐採の背景や敷地条件、つくりたいプロダクトや開発コンセプトを丁寧にヒアリングし、最適な伐採木の活用計画を立案。
将来の活用を見据え、設計意図を反映した伐採を行い、その後は製材・乾燥・保管まで一貫して管理する。
さらに設計者やデザイナーと密に連携し、オリジナルの内装や什器をオーダーメイドで製作することで、その土地に根ざした唯一無二のプロダクトを完成・納品するという。