【ニュース】 近畿日本鉄道とOpenStreet、伊勢・鳥羽・志摩と奈良県吉野の観光地で9月30日よりシェアサイクルサービスを拡大 三重県伊勢市

2025.09.03
近畿日本鉄道株式会社(大阪市天王寺区、原恭社長)とOpenStreet株式会社(東京都港区、工藤智彰代表)は、二次交通に課題がある伊勢・鳥羽・志摩と奈良県吉野の観光地での周遊性を高めるため、2025年9月30日より、同エリアの主要駅と観光スポット29ヵ所でシェアサイクルサービスを拡大する。

両社はかねてよりパートナー契約を締結、OpenStreetのシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を近鉄沿線の大阪府・奈良県・三重県の都市部や観光地で20ヵ所展開している。

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同取り組みは、国土交通省の令和7年度「日本版MaaS推進・支援事業」の選定を受け実施するもの。
シェアサイクルの導入と合わせて、伊勢志摩観光型MaaS「ぶらりすと」や吉野観光アプリ「めぐる吉野」から予約を行えるようにするなど、使い勝手の良いサービスを提供するとしている。

両社は今回のシェアサイクルの拡大により、観光地での二次交通の充実、新たな周遊ルートの提供などを通じ、「鉄道×自転車」の新たな観光スタイルの提案や観光地活性化に取り組むという。

シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」のステーション設置個所は、伊勢市域7カ所、鳥羽市7カ所、志摩市8カ所、吉野町7カ所。
自転車台数は71台(全台電動アシスト自転車)、ラック数は183ラック。
サービス開始日は2025年9月30日。