【PR記事】 ホテル京阪など、客室で使用されたアルミ付き紙容器をトイレットペーパーにリサイクル 大阪府大阪市
2025.09.03
京阪ホールディングス株式会社(大阪市中央区、平川良浩社長)、株式会社ホテル京阪(大阪市中央区、西川正浩社長)、王子ホールディングス株式会社(東京都中央区、磯野裕之社長)の3社は、ホテル京阪の客室で使用されたアルミ付き紙容器をトイレットペーパーにリサイクルする。
ホテル京阪では、脱プラスチックの取り組みを進めており、客室内のミネラルウォーターを従来のペットボトルではなく、アルミ付き紙容器で提供している(一部店舗を除く)。
使用後の容器はこれまで、回収や輸送、再生製品化に係るオペレーションやコストに課題があり、結果として、一般廃棄物として処理されていたという。
3社は、これらの課題解消に向けて検討を進めてきた結果、ミネラルウォーター容器のマテリアルリサイクルを通じ、ホテル京阪で再生製品を活用する仕組みを構築。
これにより、資源循環型社会の実現に向け、サーキュラーエコノミーの推進に貢献するとしている。
同リサイクルシステムは、ホテル現場での使用済み容器に関する業務オペレーションや導線への配慮を踏まえ、王子ホールディングスが回収、輸送から再生製品の製造・活用までを一貫して担う。
回収に際しては、ホテル近隣の京阪グループのオフィスビルから排出される一定量の古紙を合積みすることによって効率化を図り、輸送コストを低減、CO₂排出量の削減にも寄与するとしている。
また、王子ホールディングスにとっても、関西地域でアルミ付き紙容器をトイレットペーパーへとリサイクルするのは今回が初の取り組みとなる。
2025年8月中旬から本格的な回収を始め、大阪府内のホテル京阪5店舗で月間約1,920kg、年間約23トンの廃棄物削減を見込む。
宿泊予約は
ホテル京阪チェーン