【ニュース】 大和ハウス工業、同社初となるレンタルラボ併設の複合型物流施設「DPL相模原Ⅱ」を9月16日に着工 神奈川県相模原市
2025.09.01
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、大友浩嗣社長)は、同社初となるレンタルラボ併設の複合型物流施設「DPL相模原Ⅱ」(相模原市中央区)を2025年9月16日に着工する。
同施設は、モノの保管・配送拠点としての物流機能に加え、インキュベーション機能を持つレンタルラボを併設した複合型物流施設。
レンタルラボでは、株式会社さがみはら産業創造センター(相模原市緑区、山﨑利宏社長)と協業(予定)することで次世代産業の創出を促し、地域の活性化に貢献できる施設を目指すという。
物流施設部分(1階~4階)では、トラックバースに地面と同じレベルの高さにした「低床式」を採用。
車両が施設内に乗り入れられるため、荷下ろしをスムーズに行うことができるなど、効率的な荷物搬入出を実現しました。
あわせて、1階にはテナント企業の従業員が自由に利用できるラウンジ(約160席、約200㎡)を設置。
さらに、構内のトラック待機所に近接した場所にトラックドライバー向けの休憩室を設けるなど、入居テナント企業の従業員の労働環境を整備するとともに、物流業界の労働力不足などの社会課題にも配慮した。
また同施設は、神奈川県が推進する「さがみロボット産業特区」内に位置しているため、起業家やスタートアップ、ベンチャー企業の成長を支援するレンタルラボを5階に併設。
さがみはら産業創造センターが運営する既存施設(3施設4棟)の入居企業との交流や連携を行う予定としている。
ラボ内には、レンタルラボ利用者専用のラウンジ(約180席、約
364㎡)や貸し会議室(4室)を完備、レンタルラボ利用者間の交流や多様なコミュニケーションをサポートするという。
「DPL相模原Ⅱ」の所在地は相模原市中央区南橋本4丁目79-1(地番)、交通は首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「相模原」IC・「相模原愛川」ICより約5km(車で約20分)、JR相模線「南橋本」駅より約1.3km(徒歩約15分)。
敷地面積は3万3,567.67㎡、延床面積は7万7,730.81㎡、賃貸面積は6万1,298.20㎡。
構造・規模はS造+SRC造・耐震構造、地上5階建て。
着工日は2025年9月16日、竣工予定日は2027年9月27日。
総事業費は非公表。