【ニュース】 三菱地所レジデンス・大館市・北鹿地域林業成長産業化協議会の3者、「大館市産森林認証材等の利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」を締結 秋田県大館市

2025.08.26
三菱地所レジデンス株式会社(東京都千代田区、中島篤社長)・大館市(石田健佑市長)・北鹿地域林業成長産業化協議会(秋田県大館市、石田健佑会長)の3者は2025年8月25日、「大館市産森林認証材等の利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」を締結した。

三菱地所グループは、木材活用を通じた環境負荷の低減に取り組んでおり、その中で三菱地所レジデンスは、「森林循環(再造林)が約束され、トレーサビリティが確保された木材」の利用を通じ、環境配慮と地域貢献に寄与する木材活用を推進している。
今回の同協定締結により、同市の地域資源である秋田スギをはじめとした森林認証材や木材加工品の建築物への利用を促進し、持続可能な森林経営と地域経済の活性化を支援するという。

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同市は古くから林業や木材産業が盛んな地域で、秋田スギの産地として知られている。
また、林業・製材・木材製品加工を同一地域で完結でき、森林認証林の拡大を通じた森林再生や森林循環が明確に示される稀有な地域でもあることから、今回の協定による同社への森林認証材や林産物の提供をきっかけに、森林認証材の利用拡大を進めていくとしている。

今後、同協議会は、同社が森林認証材等を活用できるよう、森林認証材等の供給体制を整え、伐採跡地での再造林推進や生物多様性に配慮した持続可能な森林経営を行う。

プロジェクトの第1弾では、同社が開発する建築物への木材利用を計画しているという。

「大館市産森林認証材等の利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」の有効期間は2025年8月25日から2030年3月31日。