【ニュース】 住友不動産など、戸建住宅で超軽量で薄型の太陽光パネルを使用する実証実験を開始 東京都新宿区
2025.08.07
住友不動産株式会社(東京都新宿区、仁島浩順社長)、住友不動産ハウジング株式会社(東京都新宿区、加藤宏史社長)、東京電力エナジーパートナー株式会社(東京都中央区、長﨑桃子代表)、TEPCOホームテック株式会社(東京都墨田区、青木貴洋社長)の4社は2025年8月6日、「すみふ×エネカリ」の新商品提供に向け、戸建住宅で超軽量で薄型の太陽光パネルを使用する実証実験を開始した。
同実証実験では、戸建住宅に超軽量で薄型な太陽光パネルを接着工法にて設置し、商品化への実現性を検証する。
住友不動産と東京電力EPは、2021年に締結した脱炭素リードプロジェクト協定のもと、太陽光発電設備と蓄電池の普及を促進する太陽光発電サービス「すみふ×エネカリ」を新築戸建住宅と既存戸建住宅のまるごとリフォーム「新築そっくりさん」で提供してきた。
これまで、既存戸建住宅への太陽光パネルの設置は、設置場所の制約や、耐震補強工事など、初期コストが導入障壁となっていたという。
同実証実験により、超軽量で薄型の太陽光パネルを住宅へ設置することの実現性が確認できれば、既存戸建て住宅でより導入しやすい新商品の提供が可能になるとしている。
将来的には、戸建住宅に加え、集合住宅やビルへも新商品の展開を検討、エネルギーの地産地消を促進するという。