【ニュース】 武蔵野大学など、遊休不動産を活用した「私設公園」づくりに取り組む「わがままパーク・プロジェクト」の成果発表を8月2日に実施 群馬県みどり市
2025.07.30
武蔵野大学(東京都西東京市、小西聖子学長)工学部建築デザイン学科の太田裕通講師と学生15名(大学院生5名、学部4年生10名)が参画する、みどり市の「わがままパーク・プロジェクト」は、
2025年8月2日に開催される「大間々祇園祭」の会場で成果発表を実施する。
同大学では、みどり市大間々町で、遊休不動産を活用した「私設公園」づくりに取り組む同プロジェクトに2025年4月より参画。
同プロジェクトでは、空き家2棟、駐車場、庭を含む一帯約450㎡の敷地を対象に、自治による持続的な「私設公園」を目指している。
同学科の学生と地域の小学生が協働したワークショップを実施、子どもたちの発想・アイデアをもとにした公園デザインの提案を進めてきたという。
みどり市では、2022年から既存の遊休不動産や人的資源を活用し、地域の価値向上を目指す「リノベーションまちづくり」の取り組みをスタート。
2024年6月には、実践的なまちづくり手法を学ぶ「リノベーションスクール」を実施、スクール内で結成されたチームメンバーが周辺住民への聞き込みから得た「遊べる場所・気軽に集まれる場所がない」という声をもとに、「私設公園」に見立てたプランを作成、遊休不動産のオーナーと周辺住民に向けた公開プレゼンを行っていた。
これを機に敷地使用の快諾を得て、2024年7月より敷地内の整備をスタート。
2025年4月からは、子どもたちのアイデアをもとにした公園デザインの提案を進めている。
成果発表会の開催日時は2025年8月2日の15時~16時。
開催場所は群馬県みどり市大間々町大間々925-1「わがままパーク」(当日開催の「大間々祇園祭」会場)。
参加費は無料、誰でも参加可能。
その後は、8月〜10月にかけて施工ワークショップを実施、地域住民とともに実際の公園づくりを進め、2025年11月末のグランドオープンを予定している。