【ニュース】 東武バス日光、環境負荷の少ない廃食油由来のバイオ燃料バスの本格運行を8月6日より開始 栃木県日光市
2025.07.25
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、都筑豊社長)傘下の東武バス日光株式会社(栃木県日光市、金井応季社長)は、中禅寺温泉・湯元温泉行きのバスをはじめとした日光営業所管内の路線で、2025年8月6日より、環境負荷の少ない廃食油由来のバイオ燃料バスの本格運行を開始する。
また、本格運行にあたっては、同営業所敷地内に、廃食油からバイオディーゼル燃料混合軽油「B5」を精製するプラントを新たに建造。
バイオ燃料バスの本格運行に合わせ、順次稼働を開始する。
同取組みは、株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー(東京都中央区、堀淵昭洋代表)、芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、織田寛明社長)との連携のもと、栃木県内の東武グループ各施設で生じる廃食油を使用し、バイオ燃料プラントで精製する仕組みを構築、エネルギーの地産地消サイクルを実現するというもの。
CO2排出量の削減だけでなく、地域資源を域内循環させることで、日光市が2024年3月に制定した「日光市地域循環によるゼロカーボンシティ実現条例」にも貢献するとしている。
バイオ燃料バスの運行開始日は2025年8月6日。
同営業所にて運行する全てのバス車両(EV車両を除く)に順次導入する。
走行路線は東武日光駅~中禅寺温泉・湯元温泉・霧降高原間他。