【ニュース】 北海道ジェイ・アール都市開発とミサワホーム、「函館」駅隣接地でトレーラーハウス型無人宿泊施設「JRモバイルイン函館」を2026年1月に開業予定 北海道函館市

2025.07.24
北海道旅客鉄道株式会社(札幌市中央区、綿貫泰之社長)傘下の北海道ジェイ・アール都市開発株式会社(札幌市西区、前川直之社長)とミサワホーム株式会社(東京都新宿区、作尾徹也社長)は、2025年8月以降順次、ミサワホーム製のトレーラーハウス「MISAWA UNIT MOBILITY『MOVE CORE(ムーブコア)』」をJR函館本線「函館」駅隣接地(北海道函館市)に設置する。
同施設は、トレーラーハウス型無人宿泊施設「JRモバイルイン函館」として、2026年1月に開業予定。

JR北海道グループとミサワホームグループはこれまで、北海道内でサービス付き高齢者向け住宅や分譲マンションの開発・建設、宅地開発を手掛けるなど、鉄道沿線周辺の価値向上に寄与するまちづくりのために連携を重ねてきたという。

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今回の同取り組みは、両社のこれまでの協力関係で培った信頼と実績を礎に、互いの強みをかけ合わせ、JR「函館」駅隣接地というユニークな場所で宿泊施設を展開するというもの。

「ムーブコア」をミサワホーム独自の連結技術で2台1組とし、10台計5室の客室空間を提供。
室内にはゆったりとした寝室、バンクベッドを配したリビングルーム、シャワールーム、トイレを完備する。

室外にはウッドテラスを設置、宿泊客は同駅に停車する列車や転車台を間近に見ることができるという。
構造には、高い断熱性とすぐれた遮音性を持つ木質パネル接着工法を採用、寒さの厳しい気候や駅隣接地でも快適な空間を提供するとしている。

「JRモバイルイン函館」の計画地は北海道函館市若松町(JR函館駅隣接敷地内)。
構造はトレーラーハウス(上部ユニット:木質パネル接着工法)。
客室数は5室(定員各室4名)、客室面積は25.84㎡。
開業は2026年1月予定。