【ニュース】 JR東海グループなど、中津川市を舞台に地域デザインプログラム「Local Research Lab in 中津川」を開始 岐阜県中津川市

2025.07.18
東海旅客鉄道株式会社(名古屋市中村区、丹羽俊介社長)と株式会社JR東海エージェンシー(東京都港区、佐藤一哉社長)は、中津川市(小栗仁志市長)、株式会社KESIKI(東京都港区、石川俊祐代表)とともに、かつて中山道の宿場町として栄え、リニア中央新幹線開業を控える中津川市を舞台に地域デザインプログラム「Local Research Lab in 中津川」を開始する。

同プログラムは、地域の内外から参加者を募集し、フィールドワークや、地域活性化に向けたアイデア考案などを通じ、街の未来を「共創」するというもの。
2025年8月18日より、同プログラムのSeason 1となる「価値の再読と探求」を開始、8月11日まで参加者を募集する。

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JR東海とJR東海エージェンシーが運営する「conomichi」は、
2023年6月の事業開始より、地域との多様な関わりを持つ「関係人口」の創出に取り組んできた。
今後は関係人口の創出からさらに一歩踏み込み、個人が持つ様々なリソース(自身のスキルや所属先のアセット等)を活用し、地域共創を起こす「共創人口」の創出を目指すとしている。

同プログラムでは、未来を見据える同市、地域と人をつなぐJR東海、未来の景色をデザインするKESIKIが協業し、「リサーチ」という今まであまり公開されてこなかったまちづくりのプロセスを公開することで、地域内外の人が主体的にまちづくりに関与できる「関わりしろ」を創出するという。

Season1では「価値の再読と探求」、Season2では「価値の具体化と構想」をテーマにリサーチを実施。
同プログラムを通じて生まれたリサーチの結果や事業アイデア等は、年度内に同市内で展示や発表の機会を設け、次年度以降には本格的な実装の検討を進めるとしている。

対象は同プログラムの趣旨に共感し、期間中の活動に主体的に参加できる人、地域というフィールドでの挑戦に惹かれる人、リサーチやコンセプトデザインの力を高めたい人、新しいキャリアの軸を見つけたい人など。
Season1の募集期間は2025年7月17日〜8月11日。
定員は20名。
税込参加費は中津川・恵那エリアに居住地や活動拠点を持つ人は通常2万円・早割1万5,000円、その他の人は通常4万円・早割3万
5,000円。
プログラム参加に関わる交通費・宿泊費・その他諸経費は参加者負担。